ベートーヴェンの魅力 第2回    第九   連弾版 OP125

前日からの調律と本番の立ち合いまで担当しました。

 

俣野修子 Nagako Matano(ピアノ)

ジュネーヴ音楽院 演奏家課程(post₋graduate course)修了。音楽作品の深い解釈に定評のあったL.ヒルトブラン教授に師事し,薫陶を受ける。同音楽院在学中より,スイス・フランスでのリサイタル等,演奏活動を始め,修了時には,演奏家課程ヴィルティオジテ・クラス1er Prix,パデレフスキー記念フィリッピネッティ特別賞を受賞。1985年,大阪にてデビューリサイタル開催。以後,東京,大阪でリサイタル,NHK FMフレッシュコンサート出演,日本各地でジョイントリサイタルの他,上村昇氏,岸邉百々雄氏,奈良場恒美氏,テレマン室内管弦楽団,モーツァルト室内管弦楽団,スロバキア四重奏団,M・ノスティッツ弦楽四重奏団,ベルリン弦楽四重奏団等,国内外の音楽家と数多く共演し,関東・関西を中心に,ソロ・室内楽の分野で意欲的な演奏活動を行っている。近年では,2009年・2011年・2014年に関西と東京でのリサイタルを行う他,20032009年のシリーズ『俣野修子 モーツァルトとシューベルトの夕べ』において,その美しい響きと豊かなイマジネーションに彩られたモーツァルトや深い人間性の滲み出たシューベルトが好評を博し,20092013年の室内楽シリーズ『楽興の時』も好評のうちに完結した。現在,京都市立芸術大学において,後進の指導にあたっている。

 

奈良場恒美 Tsunemi Naraba(ピアノ)

桐朋学園女子高等学校音楽科(男女共学)を経て,桐朋学園大学卒業。ジュネーヴ音楽院 演奏家課程(post₋graduate course)修了。1980年,マリア・カナルス国際コンクールディプロマ賞受賞。1982年には,ヴィオッティ国際コンクールディプロマ賞,並びに,第7回チャイコフスキー国際コンクール最優秀伴奏者賞受賞。同音楽院在学中より,スイス・イタリア・フランス等で演奏活動を開始し,修了後も,ソリスト及び室内楽奏者として活躍。19841月東京文化会館小ホールにてデビューリサイタル開催。以後,定期的に東京文化会館にてリサイタルを開催している。また,長崎,金沢,埼玉,室蘭等でもリサイタルを行う他,NHK FM「午後のリサイタル」「フレッシュコンサート」「FMリサイタル」に多数出演。また,千住真理子氏のパートナーとして全国各地のコンサート(19851988)に多数出演する他,A・スコチッチ氏,O・ハーノイ氏,井上道義氏,岡山潔氏,上村昇氏,木越洋氏,木野雅之氏,徳永謙一郎氏,徳永二男氏,堀正文氏,俣野修子氏等,内外の音楽家と数多く共演している。これまでに,林秀光,田辺緑,大島正泰,L・ヒルトブランの各氏に師事。桐朋学園大学教授,国立音楽大学非常勤講師。