コンサート調律の依頼で久しぶりに会ったベヒシュタインEN。新しいホールに引っ越したと聞いてましたが使用者からクレームが続いたためホールからSOSがあり駆けつけました。
クレームの要因は様々ですが、ホールでは基本的にピアノに触れるのはピアニスト(ミュージシャン)と調律師。ピアノ本体のコンディションや不具合が原因なら調律(調律師)の責任と思われるケースも多いです。
残念ながら今回の場合は明らかに調律師のメンテナンス不備が原因でした。
この状態で6月にピアノリサイタルがあったとは考えられませんが、クレームは当然と言わざるをえませんね。ほこりで響板の木目も分からないほどの酷い状態は、画像からも判断できます。
しっかり掃除してから調律を済ませ、何とか今回のコンサートに間に合わせることができました。
音楽プロデューサー(元ミスチルのプロデューサー)小林武史さん、交響組曲「円奏の彼方」演奏会。
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