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ピアノ調律:②調律(音合わせ)篇

いのまたピアノ公式ウェブサイトを閲覧いただきありがとうございます。
今回は数回に渡り、いのまたピアノの調律作業の様子をご紹介いたします。
ピアノの調律は、人間で言えば健康診断と同じです。悪いところがあれば治療(修理)や改善を行う事で、永く使い続ける事ができます。
ピアノの弦
ピアノの鍵盤は、1番〜88番まで、合計88個の鍵盤があり、それぞれの鍵盤に対応した弦が張られています。
鍵盤の1番が低音となり88番に近づくにつれて高音になります。そのため、ピアノの弦も低音〜高音まで造りが異なります。
1番(一番低い音)の弦は、銅線が巻かれた太い1本の弦になります。
高音に向かうにつれて、弦が2本になったり、銅線が巻かれていない細い弦になったりと造りが変わっていきます。
ピアノの弦は、1台につき230本程の弦が張られており、全体の張力は20tにも及ぶと言われています。
フルミュート
続いて、長いフェルトでできた「ミュート」を使い、フルミュート作業を行います。
フルミュートとは、1本ずつの弦だけが鳴るように全ての弦を消音(ミュート)にします。
調律(音合わせ)作業
調律作業では、音叉や専用のチューナーを活用しながら、ピッチや音程バランスを作っていきます。
調律を全く行なっていなかったピアノなんかは、ここでチェックした際に、全く合っていないグニャグニャな音がします。
これで調律(音合わせ)作業は完了です。
次は、「整調」を行います。
いのまたピアノでは、ピアノ調律、修理、メンテナンスも承っております。
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