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ピアノ練習室の防音工事で”コレ”をやってしまうと失敗します
いのまたピアノ公式ウェブサイトを閲覧いただきありがとうございます。
ピアノ練習室・レッスン室の防音工事についての注意喚起になります。
ご近所や建物内・家の中での騒音などの問題
- 練習室の音を漏らしたくない
- 外から聞こえてくる音を遮りたい
- 響きを良くしたい
などの要望から防音工事をすることがあります。
しかし防音工事後に思わぬ事態が発生…。
問題とは音を遮る遮音と、音を吸収する吸音効果を考えない施工による音の響きや広がりが無くなってしまうこと。
最近3件の防音工事失敗例と言ってよいお客様の相談を受けました。
いずれもお客様の希望や出来上がりの音の状態を理解しない施工業者による工事が原因でした。
防音工事とは無響室を造ることではありません
今回の3件は共に、部屋に入ったとたんに耳が塞がれたような感じになり「飛行機や標高の高い所・気圧の変化で起こる現象に近い感じ」いずれも音の響きが極端に少ない部屋になってしまい、息苦しい感じのお部屋になってしまいました。
防音工事は遮音や吸音だけでなく適度な響きを考慮したものにすべきです。
響きの好みには個人差があるものの、無響室みたいな部屋で目眩がするようでは健康的にもよろしくありませんね。
コンサートホールのような響きまでなくても、心地よい響きを残さないと不自然な部屋になります。
防音工事をお考えの方は、完成後のお部屋の音の状態を想定した、充分な相談を行ってから工事されることをお勧めします。